TIPS
「風」の効果音って、意外と録音するのが難しかったりしませんか。
マイクで拾っても、ボフボフと音がするだけで、実際に映像にあててみると全然使えなかったり。
そこでprotoolsを使って、簡単に「風」の効果音を作る方法をご紹介します。
protoolsでセッションを立ち上げ、AudioSuiteからシグナルジェネレーターを選択して下さい。
ここでピンクノイズを選択します。
範囲を決めたら、レンダーして下さい。
こんな音がします。すでに、結構風っぽいですね。
これを、イコライザーを使って、より「風」の音に近づけていきましょう。
もともと protoolsに付属している、Channel Strip を使用しています。
(もちろん他の EQ でも構いません。)
ハイパスを使って、高域を適度にカットするのがポイントかと思います。
こんな感じの音です。
ここからが、今回の肝になります。
プラグインのオートメーションで、マウスをグリグリして風の雰囲気を手動で追加しましょう。
こんな感じです。
お好みに合わせて、風の吹いている景色をイメージしながら、オートメーションを書いて下さい。
それでは、映像にあわせてみましょう。
いかがでしたか。
色々な種類の風が作れるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
実は、この「風」の音と“アレ”があると、簡単に火や炎の効果音が作れちゃいます。
“アレ”が気になる方はこちらもチェックしてみて下さい!
※こちらで様々な効果音をダウンロードできます。
色々な映像にお使い頂けますので、ぜひご利用下さい。
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Sound Design/Mixer 大町 龍平 -Ryuhei Omachi-