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TIPS

「風」の効果音を protools で簡単に作る方法

風の録音は難しい!?

「風」の効果音って、意外と録音するのが難しかったりしませんか。
マイクで拾っても、ボフボフと音がするだけで、実際に映像にあててみると全然使えなかったり。
そこでprotoolsを使って、簡単に「風」の効果音を作る方法をご紹介します。

protoolsでセッションを立ち上げ、AudioSuiteからシグナルジェネレーターを選択して下さい。
AudioSuite

ここでピンクノイズを選択します。

pnoise1_web
pnoise2

範囲を決めたら、レンダーして下さい。

こんな音がします。すでに、結構風っぽいですね。

[sc_embed_player_template1 fileurl=”https://www.vsq.co.jp/wp-content/uploads/2018/05/pinknoise.mp3″]

これを、イコライザーを使って、より「風」の音に近づけていきましょう。
もともと protoolsに付属している、Channel Strip を使用しています。
(もちろん他の EQ でも構いません。)

ハイパスを使って、高域を適度にカットするのがポイントかと思います。
こんな感じの音です。
[sc_embed_player_template1 fileurl=”https://www.vsq.co.jp/wp-content/uploads/2018/05/noise_eq.mp3″]

cstrip
ここからが、今回の肝になります。
プラグインのオートメーションで、マウスをグリグリして風の雰囲気を手動で追加しましょう。
こんな感じです。

お好みに合わせて、風の吹いている景色をイメージしながら、オートメーションを書いて下さい。
それでは、映像にあわせてみましょう。

いかがでしたか。
色々な種類の風が作れるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

風1
風2
風3
風4

 

実は、この「風」の音と“アレ”があると、簡単に火や炎の効果音が作れちゃいます。
“アレ”が気になる方はこちら、「火/炎」の効果音は protools と“アレ”だけで簡単に作れます!もチェックしてみて下さい!

今回作った音はこちらよりダウンロードできます。
ぜひ聴いて、使ってみてくださいね。

 

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